住宅は創るも住むも人
一級建築士事務所 橘建築

住宅は創るも住むも人

「自分の家」と置き換える

 自分の家を創る感覚で、家創りをしています。当然のことながら、それは橘建築の自己満足や、趣味ではなく・・・。

 実感が欲しいのです。この家には、いずれ「人が住むんだ」という実感。想像してみれば、この家に住んだら、冬はどんな雰囲気になるかな、といったイメージが湧いてきます。そのイメージの中に住んでいる人は、笑顔かな?それともつらそうな顔をしているかな?と。

建築中の住宅  そのイメージの中の「人」が笑顔であるかどうか想像するには、自分に置き換えるほかに方法がありません。どれだけ努力しても、相手と自分を同じにすることはできないからです。

お客様の理想を汲み取ること

 自分の家を創る感覚と、お客様の理想を汲み取ることとは、一見矛盾しているようですが、等しいことだと言っていいかと思います。先にお伝えした通り、実感を伴って家創りにあたるために自分に置き換えて考えてみる、ということは必要ですが、やはり、お客様の感覚を汲み取るという前提があっての事です。

 さらに理想なのは、お客様からの声を聞き、私たちが知恵を絞ることで、より良い結果が生まれることです。

 つまり、最高の目的はお客様の理想をそのまま形にすることではなく、理想以上のものを生み出すことです。そのために、できる限り知恵を絞るのです。

・・・その考え方については建築を調和するのページをご覧ください。

特定の建築工法に当てはめない

 建築の世界でも、新しい技術はどんどん生まれています。多くの場合、一見時代に合っていると思われる工法は、大々的に宣伝され、多くの家がその工法で作られます。大量に生み出されるものの中に当てはめる考え方です。
 それが悪いことだとは言い切れませんが、橘建築は、ちょっと違います。

 家を創る場合、同じ物は2つとできないはず、と考えます。お客様の数だけ家の種類があるはずです。となると、1つの工法で全ての仕事をまかなえるはずがありません。状況によって方法を使い分けるのが、橘建築の理想です。

梁のイメージ

いい家を創りたい~私たち人の手で

 「ただそれだけ」 と言えるかどうかは分かりませんが、結局はこれです!

いい家を創るほうが楽しい。

 広いリビングにいっぱい人がいて、がやがややってるのが本来の家の姿です。人のあたたかみ。家に住むのは心を持った人間です。そして家にその命を加えるには、出来る限り人の手のかかったやり方でなければ、愛着は生まれないと思います。

 住宅は、創るも住むも人です。合理化を大切にしつつも、家を創る素材に「人の思い入れを込める」段階を無視する事はできないと思います。

 橘建築がどんな思いで、素材に思いを込めるのか、それは土壁のページ木材のページをご覧下さい。

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